新作です。
僕好みのフレーズやコンセプトをたくさん紹介しました。
見返してみると詰め込みまくってます。
一つ一つの項目が、突き詰めると、弾けるまで何年も掛かるような、そんな盆栽のような内容です。
以下解説
1.inner melody
コードの内声にメロディーを入れ込むことで、ほのかに他の人と差をつけれます。トップノートでやっていたことを真ん中ら辺に持ってくるだけです。
が、
トップノートの動きも気にしないといけないので、これが同時にpolyphony(カウンターポイントみたいな、旋律が二つ以上同時に進行するやつ)の練習にもなります。
一度抑えたら2度と離さない。
そんな気持ちでトップノートとベース音を抑えましょう。
2.11th, cluster voicing
11thっていい響きですよね!
積極的に取り入れていきましょう。
メジャースケールであれば、全てのマイナーコードでテンションとして11thが使えるので調性がぼやけていいのですが、ハーモニックマイナーのDorian#11など、別のスケール上では使えなかったりするので注意しましょう。
半音でぶつかる音があるボイシングをクラスターといいます。独特な響きがします。
フリジアンのb2とルートをぶつけるなど、昔はアボイドで御法度だったこともなんだかかっこいいと思えばどんどん使っていきましょう。
3.2-1-1,2-1-2アルペジオ
我が先生、ティムミラーの提唱するアルペジオの弾き方です。
詳しくは、本家をご覧いただきたい。
運指が難易度ウルトラCって感じです。
4.オープントライアド
こちらも難易度がもうやばい。
低いポジションで弾くと、すっきりとした重厚なサウンドという不思議な響きがします。
こちらもTim Millerが教則ビデオを出しているのでご参照ください。
激ムズワロタ
5.ストラクチャーを使う
スケールから同じ形に並んだあるところを探して弾く算段です。
今回はトライアドでやりましたが、何音でも大丈夫です。
今回は以上です。
いかがでしたでしょうか。
お役に立てれば光栄です。