基礎練
あなどるなかれ
基礎練は血肉となり普段の演奏にでるのです。
そんな基礎練を集めたのが今回のお話。
以前やったことがあるやつもないやつもありますので是非ご覧ください。
1.各種スケール
今までの動画で
・クロマチックスケール
・メジャースケール
・メロディックマイナースケール
・ハーモニックマイナースケール
・ハーモニックメジャースケール
を取り扱いました。
そのサウンドと指板上での場所をしっかりと把握しましょう。
僕はなるべく同じ運指にならないように何も決めずになるべく広い音域を使うことを心掛けています。
が、個々人の課題に合わせてやり方は変えてもいいと思ってます。
自分に合ったやり方を見つけましょう。
気をつける点は
・ミストーンが絶対に出ないこと
・音のクオリティが完璧であること
です。
ここでいう音のクオリティとは、
発音の正確さ、ピッキングノイズの最適化、出音のサステイン、次の音と滑らかにつながっているかということです。
特に弦が変わるときや、同じ指でスライドして発音する時は十分気をつけましょう。
弦によって音量違いますし。
ミストーンがある場合や音のクオリティが思うように行かない場合は、あなたはまだそのテンポで弾くレベルにいないのでテンポを落としてやりましょう。
自身の体調の把握だとかにも役立ちます。



2.トライアド

さて、次はトライアドです。
基礎的なトライアド
・メジャー
・マイナー
・ディミニッシュ
・オーギュメント
に加えて、sus2、sus4も紹介しています。
他にもmaj(b5)とかマニアックなものもありますが、できる範囲でやりましょう。
これもパターンを組んでやってもいいですし、自由に。
3.脳トレ
我々インプロヴァイザーはコード進行に柔軟に対応しなければなりません。
しかしながら、朝イチだとまだ脳が起きていないのです。
エクササイズを紹介するのでやってみてください。
1.ペンタ全音上がり
1小節毎に全音上がっていくペンタトニックスケールをなるべく同じポジションで弾く脳トレです。
案外かっこいいです。
コツは、マイナーペンタでやっている方はマイナーコードを見ること、メジャーペンタ派の方はメジャーコードをしっかり見ることですかね。
まずは同じポジションでコードを弾いてみることから始めてもいいかもしれません。
2.メジャースケール4度進行
別にスケールはなんでもいいのですが、これもまた一小節ごとに4度で進行するコードに対して滑らかにスケールを繋ぐ脳トレです。
割と頭を使います。
朝のなかなか頭が目覚めないときにやるとスッキリします。

4.ピッキングトレーニング
私的に、ピッキングというものはギターのすべてのテクニックの中で最も難しいものです。
全然うまく行かない。
そんな私ですが、僭越ながらエクササイズをご紹介差し上げます。
・アクセント入りトライアド
アップピッキングにアクセントを入れる練習です。
トライアドは3音なので、どうしても三音ずつアクセントを入れたくなるのですが、しないでください。
アップで入れることができたらダウンもやってみてください。
・アウトサイド、インサイドピッキング練習、ホールトーン風味。
ホールトーン的な雰囲気のする練習です。
弦を移動する時はアウトサイドピッキングか、インサイドピッキングになるのですが、それの練習です。
案外できないかも。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
毎日5分とかでいいのでやってみてください。
基礎練はウォームアップにもなりますし、その日の体調を確認する作業でもあります。
また、アドリブの時のふとした時に出るのです。このフレーズが。
そのため、基礎練とはいえ、なるべく自分がかっこいいと思うものをとりあげてください。
時間かかるけどな!