皆様、今回も千田さんに教えを頂きましょう。
トライアドの練習に関しては私も何本か動画を出していますのでそちらをご参照ください。
まず、Kurt Rosenwinkelのトライアドの活用法。
Intuit というアルバム一曲目の初っ端から聞けます。
キー違うけど。
オルタードスケール内に二つメジャートライアドがあるので(しかも音被りがない)それを交互に弾いてオルタードを表現するというものです。
b5とb6のトライアドがそれに当たります。
CオルタードスケールならGbトライアドとAbトライアドということです。
これはかなり有名な手法なのでご存知の方も多いかと思います。
さて、今回の千田さんの手法なのですが、G7上のGトライアドとそれとトライトーン関係にあるDbトライアドを交互に滑らかに繋ぐというものです。
Mark Turnerがやっていることで有名です。
詳しくは譜面をご参照ください。
上段のものは、
Gのルートインバージョン
Dbの1stインバージョン
Gの2ndインバージョン
Dbのルートインバージョンと滑らかに繋げてます。
滑らかに繋ぐとトライアド感が薄れてかっこいいですよね。
これをGやDbのいろんなインバージョンから始めてみましょう。
こちらはトライトーンの組み合わせを全音上げたり短3度あげたりしたものです。
どちらもそれなりに不思議サウンドがします。
色々試してみると面白いかも。
こちらは思いつきでやったボイスリーディングです。
いい感じでした。
そんなこんなで面白いトピックでしたね!
トライアドペアはどこまででも深く突き詰めていくことができるので、気を長くして突き詰めていきましょう。